飛ぶ花粉(追記あり) [そこにある自然]
画面でおわかりいただけるかどうか……
花粉が飛んでいるのが写っています。
クリックすると拡大表示されますので、そちらで見ていただいたほうがいいかもしれません。
私も肉眼では見えておらず、パソコンに取り込んで、初めて気付きました。
花は、アカメガシワ(赤芽柏/トウダイグサ科)の雄花です。雌雄異種なので、雄株ということになります。
石垣の間から自然に生えてきて、けっこうな大木になったものですが、落葉樹で、夏は日よけになり秋にはきれいに黄葉するので、「まあいいか」という感じで放ってあります。
生命力旺盛すぎるためやっかいもの扱いされるようですが、幹は建築材として、樹皮は薬用、葉及び種子は染料として用いられていたようです。
いい蜜を出すらしく、この時期にはいろんな虫たちが集まります。
なかでも、ミツバチが来てくれるのはうれしいですね。
雄しべを抱え込んでいます。
さて、このところ、すっかり更新をさぼってしまい、失礼しました。
身辺もすこし落ち着いたので、またボチボチとやっていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
サボっている間に、あのモズの子がとまっていたビワの木には実がなり──
▲これはホオジロですが、ビワの実は食べないようです。
ガクアジサイも咲く季節になっていました。
<追記>
うちのアカメガシワは雄株ですが、千鳥屋さんのブログの「頭のてっぺんに毛が三本」という記事に、雌株と実の写真があります。
なかなか目にすることのないものなので、ぜひご覧ください。
2009-07-19 17:25