ナナフシの術 [動くものたち]
ぼんやりと窓からプルーンの木を眺めていたら、なんか枝が不自然な動きをする。
おっと、これはナナフシだ!
急いで写真を撮りました。
動きの遅い昆虫なので、急ぐこともないのですが、見失うとけっこう見つからないのです。
これは、エダナナフシの茶色型だと思います(緑型もいるそうです)。
日本でよく飼われる昆虫は、カブトムシとかスズムシとかでしょうが、西ヨーロッパではナナフシがいちばん飼育されているとのこと。草食だし、飼いやすいらしいです。
ところで、私は特別昆虫が好きなわけではないのですが、子供の頃からナナフシには憧れみたいなものがあります。
擬態願望ですかね。
その元となったのは、少年サンデーで連載されていた『伊賀の影丸』(横山光輝作)です。
闇一族と戦う巻で、味方として登場する村雨兄弟が得意としたのが「ナナフシの術」だったのです。
写真のナナフシくんは、ちょっと修行がたりなかったようですが、村雨兄弟は強い。風景と同化して、闇一族の毒攻撃に苦しむ影丸を助けるのでした。
ごまのはぐささんの「かくれんぼ」の記事では、さらにおもしろい擬態の数々が紹介されています。
楽しいですよ。
gifアイコンは猫手製アイコン屋さんからお借りしました。
タグ:ナナフシ
ナナフシくん、子供昆虫図鑑では必ず出てきて憧れでした。
鳥に咥えられると足を外しちゃうんですよね。
そんでしばらくしたらまた生えてくる。
村雨兄弟よりも上手かもしれませんね。
by ごまのはぐさ (2005-07-30 03:22)
>ごまのはぐささん
そうそう、トカゲの尻尾切りと同じですね。
今回も、触ったら死んだフリして、ポトッと落ちちゃいました。
食べ物は、バラ科の葉っぱが好きなんだそうです。
プルーンもバラ科ですね。
by noel (2005-07-30 15:07)
アップで見ても、まるで枝のようですね。見失ってしまうのもよくわかります。図鑑でしか見たことなかったですが、ちゃんといるんですね。
なりきり度は200%!ですね。
by hanahana (2005-07-30 15:28)
>hanahanaさん
ほんと、樹皮みたいな模様まで入ってますからね。
けっこう、都会にもいるもんらしいですよ。
物干しロープになりきろうとしてるヤツもいたそうです。
さすがにむずかしいでしょ、それは。
by noel (2005-07-30 17:04)
こんにちは~♪
先ほどは私のブログにお越しいただきまして、ありがとうございました!
hanahanaさんつながりとの事で、さっそく拝見させていただきました~!
綺麗な花の数々、ほとんどが初めて見るものばかりで堪能させていただきました、また花以外にも温泉なども取り上げられていて、雰囲気と眺めを満喫!
今回のナナフシ、よく見つけられましたねっ、凄いなぁ~って思いました。
見つけようにも見つけられませんからねぇ…、見つかってしまったナナフシくんもさぞ驚かれたのではないでしょうか?
by Makoto (2005-07-31 09:22)
>Makotoさん
ご来訪ありがとうございます。
ナナフシくんには、迷惑をかけました。
じつは、ブログを始めるまでは植物の写真を撮ろうなどと思いもしなかったのですが、いろいろな方からアドバイスをいただいて、おもしろくなってきました。
ブログの効用というものでしょうか。
カメラの奥深さというようなものも、すこし感じるようになりました。
夜景撮影講座を参考に、私もチャレンジしてみたいと思います。
まず、三脚を買わないと (^o^;)
それにしても、人間の手って、ほんとにブレるものですね。
by noel (2005-07-31 15:14)
こんばんは。
こちらでも擬態について記事にしたのですが、
擬態の代名詞といえばナナフシ!ということで、
noelさんの記事とリンクさせていただきましたm(__)m。
種子の件、ありがとうございます。
明日の夜に連絡させていただきます。
お待たせしてすいませんm(__)m。
by ごまのはぐさ (2005-08-12 02:21)
>ごまのはぐささん、こんばんは。
楽しい記事にTBありがとうございました。
虫えい(虫こぶ)という名前は知りませんでしたが、うちのバラについていたのも、たぶんそれだと思います。
by noel (2005-08-12 03:27)
Thank you!
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by May (2006-05-09 15:25)